暮らしの唄
片付け・掃除

自宅と実家の片付けは違う!実家は物が多いが整理のポイントは?

「自宅と実家の片付けは違う!実家は物が多いが整理のポイントは?」の画像

みなさん、こんにちは。

 

皆さんは、自分の生まれ育った実家(もしくは今現在、親が住んでいる家)は片付いているでしょうか?

自身の親の身にもしものことがあった後にはどんなふうに片付ければいいのか?

そして、まだ御健在ならば、今どんなふうにしていけばいいのか?

…等など、「実家の片付け」に関してお話をしていきたいと思います。

 

ということで今回は、

「そもそも自宅の片付けと実家の片づけは別物!」
「本来、実家の片付けとは家の中をスッカラカンにすること」
「なぜか実家を放置したままの子供たちが多い?」
「どうして実家という場所にはやたらモノがあるのか?」
「親たちが通ってきた時代背景の末路」
「親がまだ健在中なら実家の片付けは無理にやらない」

この6つにフォーカスを当てて、「実家の片付け」を掘り下げてみましょう。

Sponsored Links

そもそも自宅の片付けと実家の片づけは別物!

実家があまり片付いていないという状況は色々なところでよく聞きます。

 

もし今住んでいる自宅の片付けというのならば、モノは基本的に自分(や自分の家族)のモノであるし、残すor捨てるの判断基準も自分基準でジャッジできるモノが多いでしょう。

しかし、実家の片付けとなると話はまったくの別物です。

当たり前ですが、判断基準はもちろんなので、あんまり好き勝手にはできません。

この「親の意見(判断基準)を尊重すること」こそが、自宅の片付けと実家の片付けの最大の違いでしょう。

子供からしたらゴミにしか見えないようなモノを子供側の好意として減らしてあげようと思っていても、親側からするととても大切なモノだったり思い出深いモノだったりすることがあります。

 

「実際にワタシも同じような経験があり、それを今でも後悔している」という事があります。
ちなみにそれはどんな事かというと…

 

何年間ものあいだ、たったの一回も使っていなかった布団が押し入れの中にずっとありました。

もしも誰かお客さんが来て泊まることがあれば出すみたいなモノかな?と勝手に思っていました。

しかし、何年も使っていなかったし、来客を呼ぶようなことも誰かが泊まるようなことも基本的には無いであろうと思っていたので、「この布団ずっと使ってないし、これからも使うことは無さそうだから捨てようよ。断捨離していかないと!使わないモノをムダに溜め込んでいったってしょうがないでしょ!スペースのムダだよ!」というふうに昔ワタシは祖父に言ったことがあります。

その時、祖父はものすごく寂しそうに「おじいさん(ワタシから見たら曾祖父)が生前に使ってたモノだから残しておいたけど………んー、まぁ確かに使わないだろうから捨てようか。」と言いながら、でも顔は明らかに「想い出の品だから捨てることに抵抗がある」という顔をしました。

「そういう理由で捨てずにいたのかー、捨てたいなんて言ってゴメン」みたいな申し訳ない気持ちはあったものの、なんとなく引くに引けなくなってしまっていた雰囲気もあってか、結局そのまま捨ててもらっちゃいました。

スポンサーリンク

今となってはその祖父も亡くなり、(元々ワタシがものすごくおじいちゃん子だった事もあり)その祖父が関係しているモノをワタシ自身がなかなか処分できないという今の現状を考えると、あの当時ワタシのした事に後悔の念を抱かずにはいられません。

「祖父が亡くなった後に処分すべき物だったんだな〜」と…まったくもって胸が痛くなります、ホントに。

 

子供がいくらどんな意見を持っていても、結局は親と子供は別の人間。

親が生きているうちに実家にあるモノを少なくしていこうとした時に、この判断基準の相違が元で親子で意見がぶつかるというケースは非常に多いです。

結局子供からしたら捨てたいモノであっても、親からすれば捨てられない大切な物。

 

しかしそんな中、困ったことにその親が亡くなると状況がガラッと変わることもあるんです。

それまでは「そんなゴミみたいなもの早く捨てちゃえばいいのに」と思っていたものが、親が亡くなるとそれらがなかなか捨てられなくなるケースが意外とあります。

残っているモノすべてが遺品となり、「遺品」となるといきなり急に捨てられなくなっちゃったりするものなんです。

「コレは一見いらないモノのように見えてもお父さんには思い出のモノだったんだよな~」とかそんなこと考えちゃうもんなんです。

 

なので実家がなかなか片付かない理由は、自宅の片付けの判断基準は自分が主語だけど、の家の片付けの判断基準は親が主語ということ。

つまり自分の基準親の基準が全然違う」というのが実家が片付かない一番の大きな理由なんですね。

プラス、そこで親が亡くなるとさらにモノが捨てられなくなるという片付かないスパイラルが発生してしまいます。

 

実家の「片付かない問題」って
…ほんとムズかしいものですよね。

スポンサーリンク

本来、実家の片付けとは家の中をスッカラカンにすること

ご両親がいなくなってしまった自宅を片付ける時に大きく意識しておかなければいけない事があります。

それは自宅の片付け方実家の片付け方の違い」です。

 

自宅を片付ける時のイメージとしては、家の中にあるだいたい20%程度のモノを処分して、残りの80%を整理整頓しながら並び替えたりするぐらいです。

 

…しかし!実家の片付けとは何か。

それは「最終的に家の中はカラにする」ということなんですよね。

 

普通に「さあ掃除しよっかな」と気軽に言えるような量とは桁違いなんです。

まったくの別物なんです。

ほとんどの人がこの圧倒的な量の違いに戸惑っている、というのが実情です。

 

おおよその目安として実家の片付けは、

1%を残して、99%を捨てる

というイメージなんです。

スポンサーリンク

なにが大変って、自宅の片付けでは80%を残すというやり方に対して、実家の片付けでは99%のモノを捨てなければならない、というこの圧倒的な量の差です。

 

それらに加えて、自分のモノではないので捨てる判断基準がよくわからないというところも苦労する大きな要因のひとつです。

 

それでも、残すモノはなんとか1%程度にしておかなければいけません。

なぜなら、残すモノが増えていっても置いておく場所は自分の家くらいしかないものです。

残すものを増やしていったところで、置いておくにも限界があります。

 

ポイントとしては
「捨てる99%を選ぶのではなく、残す1%を選ぶ
という事です。

捨てる99%を選んでいたら途方もない時間と労力がかかる為、ほぼほぼ絶対的に挫折する可能性が高いです。

 

「コレだけはどうしても捨てられない」という1%を見つける作業。
それが「実家の片付け」なのです。

 

1%が見つかれば、自ずと残りが捨てるべき99%だとわかります。

 

※残す1%になる可能性の高いモノの例が↓コチラ

親が残したいと言ってた物

高価または価値のある物

思い出の物

アナタが引き継ぎたい物

そんな1%を見極めるのは大変な作業ですが、頑張ってみましょう!

スポンサーリンク

なぜか実家を放置したままの子供たちが多い?

両親が亡くなった後に、実家を片付けずにそのまま置いておく方もいるようで、そういった話もチョコチョコ聞きます。

そういった方々は、なぜ実家をそのまま放置するのでしょうか?

そこには3つ片付けられないポイントがひそんでいるんです。

 

まずは一つ
さっきの項目でも触れた通り、ビックリするくらいのモノの量に圧倒されて、
「え…こんなのぜったい無理に決まってんじゃん!」
となってしまうのです。

 

二つ目は、
遺品を片付けている人の心理として
「親が大切にしていたモノを捨てたりしちゃっていいのか?」
という罪悪感が生まれやすくなってしまいます。

 

そして三つ目
片付けている本人と親との思い出の品があると、
その時の思い出が蘇ってきてしまうということ。
思い出が蘇ってきた途端に、人はモノを捨てられなくなってしまうんです。

 

そんな3つが重なることで次第に、
「実家に行くのがツライなー…」
「出来ればそのままにしておきたい」
と思ってきてしまい、実家に行くことがだんだんおっくうになってしまうんです。

 

もちろん「それでもいつかは片付けなければならない」ということは本人もわかっているんです。

しかし現実問題として、そういった経緯から実家をそのままの状態にしてしまう事は意外と多いようなんです。

スポンサーリンク

どうして実家という場所にはやたらモノがあるのか?

お年を召した方の家には、少し古めな家電製品が残っていることが多いです。

子供からすれば、
「今時もっとイイ物がかなり安く売ってるんだから、いつまでもそんなに古いの使ってないで早いとこ買い替えなよ!」
と思ってしまうもの。

しかし親からしたら、今から新しいリモコンの操作を覚えたりするのは相当おっくうで、とても疲れる事なんです。

「今のままでも何も困っていないんだから、わざわざ変える必要なんてない」

というのが親の正直な意見。

 

長年の習慣とはそうそう簡単には変えられるものじゃありません。

例えば…、

誰かお客さんが来て泊まっていくだなんて事はもう無いだろうと心の奥底ではわかっていても、押し入れに来客用の布団がガッツリ入っていたり。

台所に「どう考えてもこんなに使うことなんて無いだろ」というような量の来客用の食器がドッサリ入っていたり。

 

これらは、昔から「ここぞ」の時のために用意しておいた物であって、それらがある事が当たり前であり、今更そういった習慣を変えることはできないんです。

というよりむしろ変えたくないという気持ちの方がもしかしたら大きいのかもしれません

スポンサーリンク

親たちが通ってきた時代背景の末路

親世代となってくると、だいたい共通して言える事といえば、

「もったいない」
「物を大切にしなさい」

という教育を受けて育ってきたことでしょう。

 

明らかに自分一人で使い切れるような量ではないような「大量買い」をすることも少なくはないと思われます。

「どうせ必ず使うものだし」
「腐ったりするものでもないし」
「たまたま安かったから一気にまとめて買っておいた」

という行動は、

「必要な時に必要な分だけ買って使えばいい」
「余分な在庫は場所を取るだけだからムダに多くは買わない」

というような「シンプルでミニマルな生き方」という近年の考え方とは逆行しています。

 

つまり、そもそも↓こういった感性をなかなか持ち合わせていない方が多いみたいなんですよね。

▶ 画像 

 

戦争を経験していたり、オイルショックでトイレットペーパーをたくさん買ったなんていう時代を駆け抜けてきた親世代は、

「いつでもどこでもどんなものでもだいたいのモノはすぐに手に入る」という現代の考え方をわかってはいても、なかなかそういった行動には移せないものなんです。

 

電池・電球・洗剤・缶詰・トイレットペーパー等など…

それらを自宅に蓄えておくのが当たり前の時代を生きてきた人にはそれが普通であり、無いと不安にかられるようなものなんですよね。

 

時代時代で考え方や捉え方、気持ちのあり方は違うものです。

…例えば、昔とは大違いな事と言えば、

今や修理するよりも新品を買ったほうが安上がりだったりするモノも多い時代ですよね。

あとは、家に置いてあるようなピアノを見ると
「今やピアノは誰も触っていない」
「でもスペースばかり取っている」

子世代からすれば「使ってないなら邪魔なだけだから早く処分しちゃえばいいのに」と思われてしまうような感じですよね。

それでも親世代からすれば、そのピアノは「かつての我が家の豊かさを表すシンボルのひとつ」なんです。

 

そんな背景があることで、実家という場所にはモノが多くあり続けてしまう傾向があるんです。

スポンサーリンク

親がまだ健在中なら実家の片付けは無理にやらない

実際にまだ親がご健在の場合は、子世代の都合で「あれもそれもドンドン処分してしまう」なんていう事はあまりイイとは言えません。

なぜなら、良かれという思いで子世代は片付けを強引にしようとした事で、親との溝ができた、または不満がたまった、というようなケースを多く聞くからです。

 

「コレもう何年も使ってないじゃん。今後も使わないだろうから処分したほうがいいよ」という子供側の基準で片付けをしようとすれば、親はイイ気がするわけがありません。

親には親の使わなくても残しておきたい理由があるからです。

 

強引に片付けようとしたくらいで「会ってくれない・もう家に来ないでくれと言われた」なんて大げさじゃないか?と思うかもしれませんが、実際にこういったケースは意外とあるんです。

 

結果、実家に行くことができないまま両親がいなくなってしまう、そしてそのまま実家が放置状態となり、荷物のあふれる空き家と化してしまう、といった事例はいくつもあります。

スポンサーリンク

今回のまとめ

実家の片付けというものは、子供側の基準ではなく、必ず親基準で考えなければいけません。

子供側の基準で強引に片付けようとせずに、親が健在のうちにいなくなった後はどうすればいいのかをよく話し合っておきましょう。

「そんなこと聞いてくるだなんて、そんなに早く居なくなってほしいのか!?」と機嫌の悪くなる方も中にはいらっしゃると思うので、

『大切な思い出のモノってどれなの?』
『どんな思い出があるの?』

等など、聞き方にも注意しておかなければならないでしょう。

 

大変な大仕事ですが、自宅の片付けは早め早めから意識しておくことをオススメいたします。

 

以上「自宅と実家の片付けは違う!実家は物が多いが整理のポイントは?」という記事でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。